足のむくみは、歩けば改善するとは限りません

足のむくみは、歩けば改善するとは限りません

「足がむくむなら、もっと歩いたほうがいい」

そう思って、ウォーキングや運動を頑張っている方も多いのではないでしょうか。

確かに、歩くことでふくらはぎの筋肉が動き、足にたまった水分を押し戻す働きが期待できます。

しかし、実際には、

  • 仕事で毎日よく歩いている
  • 趣味でジョギングをしている
  • 運動不足ではない
  • 健康診断でも特に問題はない

それでも、足首のむくみが気になるという方もいます。

このような場合、単純に「歩く量が足りない」とは限りません。

もしかすると、歩いていても足首や足の指を十分に使えていない可能性があります。

よく歩いているのに足首がむくむ

先日、以前から足首のむくみを気にされていた方を詳しく検査しました。

その方は、仕事で外を歩き回り、趣味ではジョギングもされています。

健康診断でも内臓に大きな問題はなく、運動量も十分です。

そのため、これまで「血管そのものに原因があるのだろうか」と考えていたそうです。

しかし、改めて足元を確認すると、足関節の動きが大きく制限されていました。

特に、足首を上へ曲げる**背屈(はいくつ)**の動きが非常に硬い状態でした。

さらに、歩行時の蹴り出しに重要な親指も、十分に反ることができていませんでした。

つまり、歩く量は多くても、足首や足の指をしっかり動かしながら歩けているとは限らなかったのです。

歩く量と、足を使えているかは別の話です

歩行では、足首や足の指が動くことで、ふくらはぎの筋肉も繰り返し働きます。

しかし、足関節が硬い状態では、歩いていても足首の動きが小さくなります。

また、親指が十分に反らなければ、地面を蹴り出す動作も変わります。

その結果、

「毎日たくさん歩いている」

「運動もしている」

という状態でも、足元を十分に使えていない可能性があります。

歩数や運動時間だけでは、実際にどのような歩き方をしているかまでは分かりません。

大切なのは、どれくらい歩いたかだけではなく、

歩くときに、足首や足の指をきちんと使えているか

という視点です。

足首の動きを整えたところ、むくみに変化が

今回の症例では、足関節と親指の動きを調整し、その動きを使いやすくするための歩き方もお伝えしました。

すると、強い施術を行ったわけではありませんが、足首のむくみが徐々に軽減し、見た目にもスッキリした状態になりました。

もちろん、足のむくみにはさまざまな原因があります。

生活習慣や長時間の立ち仕事、座り仕事、身体の状態などが関係することもあります。

そのため、すべてのむくみが足首の硬さだけで説明できるわけではありません。

ただ、検査をしても大きな問題が見つからず、よく歩いているにもかかわらず足がむくむ場合は、足の動きや歩き方を確認することも一つの選択肢です。

むくみが気になる方は、足元の動きも確認してみましょう

足のむくみがあると、「もっと歩かなければ」「運動量を増やさなければ」と考える方もいます。

しかし、すでに十分歩いている場合は、歩く量を増やす前に、

  • 足首がしっかり動いているか
  • 親指を使って地面を蹴り出せているか
  • 足裏で身体を支えられているか
  • 左右どちらかに偏って歩いていないか

などを確認したほうがよいかもしれません。

歩く量を増やすことよりも、今の歩き方を見直すことで、身体への負担が変わる場合もあります。

足首のむくみや足の重だるさが気になる方は、足元の動きにも目を向けてみてください。

骨盤王国 八王子院では、症状のある部分だけを見るのではなく、足関節や足の指の動き、身体の重心や歩き方まで確認し、一人ひとりの身体の状態に合わせた施術を行っています。

「よく歩いているのに足がむくむ」

「運動しているのに足が重い」

「足首の動きが硬い気がする」

このようなお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。