「右のお尻がなんとなく痛い」
「階段を何回も昇ると痛くなる」
「接骨院で“右脚が短い”と言われた」
そんな患者さんが来院されました。実はこの方、普段から健康のために
「つま先立ちをして、踵をドスンと落とす体操」
をよく行っていました。
一見身体に良さそうなこの習慣ですが、実際には“ある場所”に負担を集中させていたのです。
今回は、
- なぜ右のお尻が痛くなったのか?
- なぜ階段で悪化したのか?
- なぜ「足が短い」と言われたのか?
を、専門用語もできるだけ噛み砕きながら解説します。
実際の症状は「右のお尻の奥の痛み」
症状
- 右のお尻周辺の痛み
- 3週間前から発症
- 半年前にも同じ症状あり
- 階段の昇りで悪化
- 重い荷物を持って階段往復すると痛みが強くなる
痛みレベルはそこまで強くありませんでしたが、
「負荷が増えると痛くなる」という特徴がありました。
「歩き方はキレイ」なのに痛みが出る理由
姿勢写真や歩行チェックでは、大きな崩れは見当たりませんでした。
しかし実際には、疲れてきた時だけ崩れるタイプだったのです。
特に、
- 重い荷物
- 階段
- 繰り返し動作
が加わると、右のお尻の奥に負担が集中していました。
これは、「普段はごまかせるけど、容量オーバーになると痛みが出る身体」とも言えます。
「踵をドスン」がなぜ問題だったのか?
患者さんは普段から、
つま先立ち
↓
踵をドスン
という動きを繰り返していました。この動き自体が悪いわけではありません。ただ、この患者さんの場合は、
- 骨盤が後ろに倒れやすい
- 股関節の動きが硬い
- 足首が“つま先重心”になりやすい
という特徴がありました。その状態で踵に強い衝撃を入れることで、
お尻の奥の筋肉や股関節の後ろ側に負担が集中していたのです。
「股関節が悪い」のではなく“使い方の偏り”だった
検査では、
- 股関節を曲げる+外へ開く動き
- 階段動作
- 右へ身体を倒す動き
で痛みが再現されました。特に、「外閉鎖筋(がいへいさきん)」という、お尻の深い場所にある小さな筋肉を調整すると、痛みが軽減。この筋肉は、股関節がズレないように支えるスタビライザーのような役割があります。
つまりこの方は、「お尻の筋肉が弱い」ではなく、一部の筋肉だけ働きすぎていた状態でした。
実際に行った施術
今回行ったのは、
- 背骨の調整
- 骨盤・仙骨の調整
- 股関節の動き改善
- 足の重心バランス調整
- お尻の深層筋リリース
など。特に重要だったのは、「お尻だけを揉まなかったこと」です。
身体は、
- 足
- 骨盤
- 股関節
- 体幹
が連動して動いています。そのため、どこに負担が集中しているかを見ながら施術を行いました。
患者さんにお伝えしたセルフケア
今回お伝えしたのは、
・踵をドスンと落とす体操を一旦やめる
・背もたれに潰れず、坐骨で座る
・静かに着地する歩き方を意識する
など。特にこの方は、強い衝撃で安定するクセがあったため、「静かに荷重する」感覚づくりが重要でした。
お尻の痛みは「お尻だけ」が原因とは限りません
お尻の痛みというと、
- 坐骨神経痛
- 梨状筋
- 腰痛
だけをイメージされる方も多いですが、実際には、
足の使い方・骨盤の傾き・階段動作・重心のクセなどが関係しているケースも非常に多いです。
もし、
- 階段でお尻が痛い
- 歩くと違和感がある
- 「脚の長さが違う」と言われた
- マッサージしても戻る
そんな方は、一度身体全体のバランスを確認してみることをおすすめします。
当院のご案内
当院は八王子駅から徒歩4分の整体院。主に八王子・立川・日野・国立の方々にお越し頂いております。
通常のマッサージと違ってソフトな刺激も取り入れていますので安全に身体全体を整える事ができます。あらゆる身体の症状は身体の循環が悪くなって起こる事が大半です。身体を整える大切さを多くの患者さんに実感して頂きたいと思っております。症状の改善を考えている方はお気軽にお問合せください。
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