左手のしびれと股関節痛が同時に悪化…臼蓋形成不全によるインピンジメントを段階改善|外出が億劫だった看護助手の症例

左手のしびれと股関節痛が同時に悪化…臼蓋形成不全によるインピンジメントを段階改善|外出が億劫だった看護助手の症例

来院のきっかけは「左手のしびれの悪化」

今回の患者様は看護助手として働く女性。主訴は左手のしびれでした。

もともとは明け方から日中にかけて感じる程度だったしびれが、2週間前から悪化。日中も持続するようになり、バインダーのばねを開くなど細かな指作業がつらくなったとのこと。

「このまま仕事に支障が出るのではないか」

不安が来院のきっかけでした。

しかし、詳しくお話を伺うと、問題はそれだけではありませんでした。

1年前から続いていた左股関節痛

左股関節の痛みは約1年前から徐々に悪化。

最近では膝にも痛みが波及し、外出が億劫になっている状態でした。

既往として臼蓋形成不全の指摘があり、もともと股関節の安定性に不安を抱えておられました。

「体調が良くなったら旅行に行きたい」

そうおっしゃった言葉が印象的でした。

動きたい。でも動けない。

身体と気持ちが少しずつ内側に閉じていくような状態でした。

検査で分かった「内に入り込む身体の癖」

検査では以下の所見が確認されました。

・脊柱機能低下

・トーマステスト左陽性

・股関節伸展制限

・股関節内旋時のつまり感

・明らかな左下肢ニーイン傾向

左股関節臼蓋の前方偏移により、股関節前方でインピンジメントを起こしている可能性が高い状態でした。

骨盤から下肢が内旋バイアスを強めることで、股関節前面のストレスが蓄積。結果として大腰筋や内外閉鎖筋、梨状筋、股関節前方関節包に過緊張が生じていました。

身体は「守るために固める」方向へ。しかしそれが、さらなる制限を生んでいました。

まずは股関節から整える理由

左手のしびれで来院されましたが、初回はあえて股関節から整える方針をご提案しました。

理由は三つあります。

  1. 身体の土台である骨盤・股関節の安定が最優先

  2. 下肢アライメント改善が全身緊張に波及する

  3. 一度に多くを変えない方が回復は安定する

「全部を一気に治す」ことは可能に見えて、実は不安を増やすこともあります。

段階的改善は、身体にも心理にも優しい方法です。

初回施術での変化

施術は以下を中心に行いました。

・臀部脂肪体の滑走改善

・仙腸関節調整

・股関節前方関節包リリース

・内外閉鎖筋調整

・大腰筋アプローチ

・後脛骨筋調整

・足関節背屈誘導

・外旋筋ストレッチ

施術後、股関節伸展可動域が改善し、立位でのニーイン傾向が軽減。

歩行時の詰まり感が減少しました。

「少し立ちやすいです」

小さな変化ですが、確実な前進です。

なぜ一気に全部を治さないのか

慢性症状は“蓄積の結果”です。

そのため回復も“積み重ね”で進みます。

この方は非常に真面目で、指示をきちんと守られるタイプ。

だからこそ、計画的な改善が向いています。

週1回の施術をベースに、

股関節安定 → 下肢アライメント改善 → 体幹機能向上という順序で進める計画を立てました。

手のしびれや頭痛も、土台が安定すれば波及的に変化する可能性があります。

目標は「旅行に行ける身体」

最終目標は痛みゼロではありません。

「外出を楽しめる身体」です。

痛みが減ることは通過点。

行きたい場所へ行けることがゴールです。

身体は敵ではありません。

味方に戻せば、ちゃんと動いてくれます。

今はまだ積み上げ期。

でも一段ずつ、確実に変化しています。

同じように

・股関節痛が長引いている

・臼蓋形成不全と言われた

・しびれと痛みが重なっている

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

当院のご案内

当院は八王子駅から徒歩4分の整体院。主に八王子・立川・日野・国立の方々にお越し頂いております。
通常のマッサージと違ってソフトな刺激も取り入れていますので安全に身体全体を整える事ができます。あらゆる身体の症状は身体の循環が悪くなって起こる事が大半です。身体を整える大切さを多くの患者さんに実感して頂きたいと思っております。症状の改善を考えている方はお気軽にお問合せください。

東京都八王子市子安町3-6-5 リブレ子安1階

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