歩くたび足首がぐらつく原因は足首だけじゃなかった

歩くたび足首がぐらつく原因は足首だけじゃなかった

歩くと足首が内側に曲がる。それ、本当に足首だけの問題?

「歩くたびに足首が内側に倒れる感じがする」

「親指が地面につかず、外側で歩いている気がする」

「最近は膝の内側まで違和感が出てきた」

このような相談は、整体の現場では決して珍しくありません。

一見すると「足首が弱い」「筋力不足」と思われがちですが、実際にはもっと深いところに原因が隠れているケースが多くあります。

今回は、数年前の足首の捻挫をきっかけに歩行が不安定になっていったケースをもとに、「なぜ足首が曲がるのか」「なぜ膝まで違和感が出るのか」を解説します。

 

来院時の主な悩み

  • 歩くたびに足首がぐらつく

  • 足の外側ばかりで歩いている感覚がある

  • 親指が自然に地面につかない

  • 膝の内側に違和感が出始めた

  • 最近、頭痛や眠りの浅さも気になる

日常生活では

「歩くこと自体が不安」

「長く歩くと余計に気になる」

という状態でした。

思い当たるきっかけは数年前の足首のケガ

詳しく話を聞くと、数年前に足首をひねった経験がありました。

その後しばらくは問題なかったものの、時間が経ってから徐々に違和感が強くなってきたとのこと。

また、過去には足に負担がかかりやすい靴を履いていた時期もあり、

「その頃から足首の感覚がおかしい気がする」と話されていました。

ここで重要なのは、

ケガをした直後ではなく

数年後に症状が悪化している

という点です。

検査で分かった足首だけではない問題

実際に体をチェックしていくと、次のような特徴が見られました。

① 足首の動きの偏り

  • かかとが外に倒れる動きが出にくい

  • つま先立ちをすると、足首がやや外側に固まる

これは、足首の奥にある関節が「動きすぎる方向」と「動かなくなった方向」に分かれているサインです。

② 親指が地面を感じにくい

  • 親指に力を入れようとすると逆に不安定

  • 何も意識しないと親指が浮きやすい

つまり、「踏めない」のではなく「感じられない」状態でした。

③ 体重のかかり方が左右で違う

  • 無意識に片側へ体重を逃がしている

  • 骨盤や股関節の位置にも左右差が出ている

足首の問題が、すでに体全体のバランスに影響している状態でした。

なぜ足首の問題が膝に出るのか?

足首は「単独」で働いているわけではありません。

歩くとき、足首・膝・股関節は一本の鎖のように連動しています。

今回のケースでは、

  1. 足首の奥の関節が本来の動きを失う

  2. かかとから親指への体重移動がうまくいかない

  3. すねの骨が自然に回れなくなる

  4. その結果、膝が内側に引き込まれやすくなる

という流れが起きていました。

つまり、

膝は被害者であり、原因ではないのです。

「鍛えれば治る」が逆効果になる理由

このような状態でよくあるのが、

  • 足首を鍛えようとして片足スクワットをする

  • 親指で地面を強く蹴る練習をする

  • 内側の筋肉を一生懸命ストレッチする

しかし、今回のケースではこれらは逆効果になる可能性が高いです。

理由は簡単で、

すでに体は「固めて安定しよう」としている状態だからです。

必要なのは筋力アップではなく、

「動いていい範囲」を

体に思い出させること

でした。

施術で重視したポイント

施術では、いきなり足首の内側を強く触ることはしませんでした。

まず行ったのは、

  • 背骨や骨盤まわりの緊張を下げる

  • 足首の外側にある筋肉を中心に、動きを取り戻す

  • 足の指は「動かす」より「感じる」状態を作る

特に大切にしたのは、

親指で踏ませないことです。

「親指で地面を感じる」

「押さなくていい」

「頑張らなくていい」

この言葉が、このタイプの足にはとても重要になります。

歩き方のゴールは「正しく歩く」ではない

多くの方が

「正しい歩き方を覚えれば治る」

と思いがちですが、実は逆です。

今回のケースで目指したのは、

  • 正しく歩こうとしない

  • 修正しようとしない

  • ただ、足裏の感覚が自然に戻るのを待つ

結果として、

「気づいたら親指が地面に触れている」

「歩くときの不安が減っている」

この変化が出始めると、膝の違和感も自然に軽くなっていきます。

足首のぐらつきが長引く人の共通点

このケースを含め、共通して言えるのは、

  • 昔の捻挫を「治ったもの」として扱っている

  • 痛みがない時期が長く続いていた

  • 最近になって不安定感が強くなった

という特徴です。

足首の問題は、

痛みがないまま進行することが非常に多いのです。

もし同じような症状で悩んでいるなら

  • 歩くと足首が内側に倒れる

  • 靴の外側だけすり減る

  • 親指が地面につかない

  • 膝や腰まで違和感が出てきた

これらに心当たりがある場合、

自己流のトレーニングやストレッチで解決しないことも少なくありません。

その場合は、

体の使い方全体を一度リセットする視点が必要になります。

当院では、

痛い場所だけを見るのではなく、

「なぜそこに負担が集まったのか」を丁寧に確認した上で施術を行っています。

長く続く足首の不安定感でお悩みの方は、

一人で抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。

当院のご案内

当院は八王子駅から徒歩4分の整体院。通常のマッサージと違ってソフトな刺激も取り入れていますので安全に身体全体を整える事ができます。あらゆる身体の症状は身体の循環が悪くなって起こる事が大半です。身体を整える大切さを多くの患者さんに実感して頂きたいと思っております。症状の改善を考えている方はお気軽にお問合せください。

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