スキーやスノーボードで脚を痛めると、多くの方は
「転んだから仕方ない」
「年だから筋肉痛が抜けない」
そう考えがちです。
しかし実際には、転倒していないのに痛くなるケースが非常に多く見られます。
特に多いのが、
・滑った翌日から膝が痛い
・太ももがパンパンで階段がつらい
・足首が詰まってしゃがめない
これらは外傷ではなく、身体の使い方の破綻によるものです。
整体で改善できる範囲・できない範囲の違い
まず大切な前提として、整体で対応できるのは以下のようなケースです。
整体で改善が見込めるもの
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腫れや熱感が強くない
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動かすと少し楽になる
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MRIやレントゲンで断裂・骨折が否定されている
医療優先のもの
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靱帯断裂
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骨折
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強い不安定感やロッキング
今回紹介するTOP3は、整体の守備範囲に入る代表例です。
【第1位】膝の内側が痛い|鵞足炎・内側ストレス
雪上スポーツで最も多いのが膝の内側痛です。
原因はシンプルで、
本来股関節がやるべき回旋・安定を、膝が代わりにやらされているから。
ブーツで足首が固定される
↓
股関節がうまく使えない
↓
膝がねじれの処理係になる
結果として
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縫工筋
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薄筋
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内転筋
このラインが引っ張られ、鵞足部に痛みが出ます。
整体では
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股関節の内旋・外旋の回復
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内ももの筋膜滑走
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足部アーチの再教育
を行うことで、膝への負担を根本から減らします。
【第2位】太もも前が張って抜けない|四頭筋過緊張
「滑り終わると前ももが笑っている」
これはスキー・スノボあるあるです。
原因は
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常に中腰
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後傾姿勢
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ブレーキ動作の繰り返し
つまり、四頭筋がずっとブレーキを踏み続けている状態。
ここで重要なのは、
「前ももが悪い」のではなく
体幹と股関節がサボっていること。
整体では
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腸腰筋
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骨盤前後傾の調整
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大腿四頭筋と腹部の連動回復
を行うことで、前ももだけに負担が集中しない身体に戻します。
【第3位】足首が詰まる・脛が痛い|足首機能不全
ブーツで固定される足首は、雪上スポーツ最大の盲点です。
足首が動かない
↓
本来の背屈ができない
↓
横方向・ねじれで代償
結果として
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前脛骨筋の過緊張
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腓骨筋の張り
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足首の詰まり感
が起こります。
整体では
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距腿関節の前後滑り
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腓骨の可動性
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距骨ポジションの修正
を行い、足首本来のクッション性を取り戻します。
なぜ雪上スポーツは下半身に負担が集中するのか
理由は3つあります。
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ブーツによる関節固定
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非日常的な姿勢
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左右非対称な動き
これにより、下半身の連動が崩れやすいのです。
痛い場所だけを治しても再発する理由
膝を揉む
前ももをほぐす
足首を温める
これで一時的に楽になることはあります。
しかし、原因が残っていれば次の滑走で再発します。
整体では
「どこが動かなくなり、どこが代償しているか」
ここを必ず見ます。
整体で見るべき本当のチェックポイント
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片脚立ちでグラつくか
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股関節から曲げられるか
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足裏で地面を感じられるか
これらが改善すると、痛みは自然と引いていきます。
まとめ|シーズン中でも整体でできる身体の立て直し
スキー・スノーボードの下半身トラブルは、
身体の使い方を戻せば改善するものが多いです。
「年だから」
「運動不足だから」
そう片付ける前に、身体の連動を整えてみてください。


