「足底筋膜炎ですね」
そう言われてインソールを作り、
ストレッチもして、安静にもした。
それでも
朝の一歩目の痛みが変わらない
立ち仕事のあとにジワジワ痛む
そんな状態が続いていませんか?
今回は、
直近でお越しいただいたインソールでは改善しなかった足底筋膜炎の患者さん2名の症例から、
なぜ症状が変わり始めたのかをお伝えします。
足底筋膜炎=「足の使いすぎ」だけではない
一般的に足底筋膜炎は
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かかとへの負担
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足裏の使いすぎ
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扁平足・ハイアーチ
といった足そのものの問題として説明されることが多いです。
もちろん、それも間違いではありません。
ただ今回の2名は、
足のケアだけでは変化が出なかったという共通点がありました。
症例①:立ち仕事・インソール歴あり(40代)
・立ち仕事が長い
・インソールを使用して半年
・朝の一歩目が特に痛い
足のアライメントや足底の緊張を確認しましたが、
大きな異常は見られませんでした。
一方で目立っていたのが
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ふくらはぎの過緊張
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足首の動きの硬さ
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体重が常に踵寄りになる立位姿勢
足裏に負担が集中する身体の使い方が続いていました。
症例②:歩行時痛が強い(50代)
・長時間歩くと痛みが増す
・インソール使用中
・運動量は少なめ
この方も足底そのものより、
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股関節の可動制限
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骨盤の安定性低下
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重心が外側に流れる歩き方
といった全体のバランスに問題がありました。
変化が出始めた「本当の理由」
この2名に共通していたのは、
👉 足裏を守る対処はしていた
👉 足裏に負担をかけ続ける身体の使い方は変わっていなかった
という点です。
そこで施術では
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足部だけでなくふくらはぎ・足首
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股関節や骨盤の安定性
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立ち方・歩き方のクセ
を整えることで、
足底筋膜にかかる負担そのものを減らすことを重視しました。
結果として
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朝の一歩目の痛みが軽減
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歩行時の不安感が減少
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インソールに頼り切らない状態
へと変化していきました。
足底筋膜炎が長引く人の共通点
足底筋膜炎がなかなか改善しない方ほど、
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足裏ばかり気にしている
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インソールに「任せきり」
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身体全体のバランスを見てもらっていない
という傾向があります。
足裏は結果が出ている場所であって、
原因がある場所とは限りません。
「足を診る」だけで終わらせないために
当院では、
足底筋膜炎に対して
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足部の状態
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下肢全体の連動
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立位・歩行時の重心
まで含めて評価し、
その方に合った施術を行っています。
「もう仕方ない」と思う前に、
一度身体全体の視点から見直してみてください。


