「歩き方が悪いですね」
整体や整形外科、あるいは家族から、こんな一言を言われた経験はありませんか?
けれど多くの人は、こう感じます。
「で、何をどう直せばいいの?」と。
歩き方が悪いと言われても、
✔ 姿勢?
✔ 足の形?
✔ 筋力不足?
答えが曖昧なまま、意識だけで歩き方を変えようとして、結局よく分からなくなる。
実はここに、大きな落とし穴があります。
歩き方は「結果」であって「原因」ではない
まず大前提として知っておいてほしいことがあります。
**歩き方は、体の状態がそのまま現れた“結果”**です。
骨盤が傾けば、そのままの歩き方になります。
足首が固まれば、それをかばう歩き方になります。
筋肉が使えなければ、使えないなりの歩き方になります。
つまり、
「歩き方を意識して直す」
これはほとんどの場合、根本解決になりません。
「歩き方が悪い人」に多い3つの身体パターン
① 足首が使えていない
もっとも多いのがこれです。
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つま先が外に流れる
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かかとが内外に倒れる
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地面を“踏んでいる感覚”が薄い
足首は歩行の土台です。
ここが硬い、ズレている、感覚が鈍いと、歩き方全体が崩れます。
② 骨盤が歩いていない
歩行は本来、骨盤がリズムよく前後・回旋します。
しかし歩き方が悪い人ほど、
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骨盤が固まっている
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股関節が詰まる
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足だけで前に出ようとする
結果、腰や膝に負担が集中します。
③ 無意識に「かばう歩き方」をしている
過去の捻挫、ケガ、痛み。
それらが治ったあとも、体は記憶しています。
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片側に体重を乗せない
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片脚を早く抜く
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無意識に左右差が出る
本人は真っ直ぐ歩いているつもりでも、実際はズレた動きが定着しています。
歩き方が悪いと、なぜ不調が起きるのか?
歩行は1日数千〜1万歩以上。
この「小さなズレの積み重ね」が、体を確実に壊します。
よくある例です。
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歩き方が悪い → 膝が内に入る → 膝痛
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歩き方が悪い → 骨盤が揺れない → 腰痛
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歩き方が悪い → 肩が揺れる → 肩こり・首こり
つまり、
歩き方は全身症状の入口なのです。
自分でできる簡単セルフチェック
チェック① 靴底の減り方
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片側だけ極端に減っていないか
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外側ばかり減っていないか
これは歩き方の履歴書です。
チェック② その場足踏みテスト
目を閉じて30回足踏みしてみてください。
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前に進む
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横にズレる
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体が回転する
これが起きる人は、左右の使い方が崩れています。
歩き方改善でやってはいけないこと
❌ 胸を張る
❌ 大股で歩く
❌ かかとから強く着く
これらは一時的に「良さそう」に見えるだけで、体の負担を増やします。
歩き方は矯正するものではなく、戻るものです。
本当に必要なのは「体が自然に歩ける状態」
良い歩き方とは、
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頑張らない
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意識しない
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勝手に整っている
この状態です。
そのために必要なのは、
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足首・股関節の可動
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骨盤の動き
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感覚(踏んでいる感じ)の回復
ここを整えると、歩き方は自然に変わります。
まとめ|歩き方は体からのサイン
歩き方が悪いと言われたら、
それは「直しなさい」という命令ではありません。
「体のどこかが助けを求めている」というサインです。
歩き方だけを直そうとせず、
体の使い方そのものを見直す。
それが、痛みも不調も繰り返さない一番の近道です。
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